趣味の音楽と自作スピーカー

音楽と自作スピーカー

自作スピーカー



山荘を建てて、最も良かったことのひとつに、
大好きな音楽が、好きな時間に大きな音量で
聴けるということです。
都会のマンションではそう大きな音で好きな時間に
音楽を聴くことはできません。
しかも以前から作ってみたかった自作スピーカーも
気兼ねなしに作製することが
できるようになりました。


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この自作スピーカーの世界には長岡鉄男さんという、偉大な師がいらして
残念ながら何年か前に故人になられましたが、長岡氏の残してくれた
設計図面集、作品の工作過程など膨大な資料が残っています。もちろん
長岡先生の設計そのままを作ることもありますが、先生の設計を参考に
自分で設計する楽しみもあります。

山荘も建ててからもう10台くらい自作スピーカーを作りました。
どれも、市販品にはない個性的な音ですが、素晴らしい音と自負しています。

今度はどんなスピーカーを作ろうか・・・そこが一番の楽しみかも
しれません。自分であれこれ考えながら形や種類などを決めていきます。
市販のスピーカーは大体がバスレフ型(位相反転形)といって、ダクトという
低音を共振させる筒を内蔵したものが殆どです。まれに完全密閉型の箱も
あります。

大体私が作るのは、バスレフ型の応用のダブルバスレフといって、空気室を
2箇所つくり、低音の共振周波数を2種類設けようというものです。
長岡先生の作品も随分と参考になりました。
共振する周波数を求める計算上の公式もありますが、
なかなか机上の計算のようには行かないところが面白いところ
かもしれません。この共振周波数を出す公式はけっこう面倒な
計算をしなければならないのですが、私はエクセルでダクトの長さと
直径と箱の容積を入力すると、簡単に共振周波数がわかる自動計算の
表を作成して活用しています。

※この自動計算表をお使いになりたい方はメールでご連絡いただければ
 メールに添付してお送りいたします。







  ダブルバスレフ型スピーカー


後は長岡先生のお得意のバックロードホーンという方式のもの。
昔は市販品もありましたが、現在はほとんどありません。
なぜかというと、若干音にくせが出るため、万人向きではないとして
敬遠されてしまったのかもしれません。しかし、この方式のスピーカーは
概して、高能率、微弱信号も良く聴こえる、スピーカーのバックのホーンを
長くすればするほど豊かな低音が出るなどのメリットがあります。

私も長岡先生の設計図を元に一段小さな口径のフルレンジスピーカーを
つかってサイズダウンモデルを自作しましたが、たったの直径8センチの
スピーカーとは思えない迫力のある音が出ます。
これがその写真です。

板取りは自分で図面をひきます。精度を出すために、カットは東急ハンズの
ようなお店でカッティングしてもらいます。釘打ちは仕上がりが悪くなるので
ボンドとハタガネで作ります。仕上げで一番難しいのはやはり塗装です。
これがなかなか上手くいきません。未だに満足のいく仕上がりには
なりません。ただ、音に関しては満足しているので、良しとすることに
しましょう。(~o~)

前述のバックロードホーン形のスピーカーはジャズやロック向きです。
音の立ち上がりがよく、ダンピングの効いたスピード感のある音です。
ダブルバスレフ型は概して音に深みがあり、クラシック向きといえるでしょう。
次の写真のダブルバスレフは10センチのウーファー(低音専用スピーカー)
とドームツィーター(高音専用スピーカー)をネットワークで音をつなげています。
豊かな低音と、繊細で美しい高音なのでクラシック音楽向きです。

バックロードホーン型スピーカーはまだ1作しか作製していませんが、
直径8cmのフルレンジスピーカーユニットがひとつだけ付いている
スピーカーの音とは思えない迫力のある音がします。
ジャズのベースのブン!という音や、ドラムスのシンバルの音も
生々しく聞こえます。市販のスピーカーには無い、個性的な
音といえます。

 バックロードホーン型スピーカー



自作CDジャケット


できあがったスピーカーを視聴する際にも、山荘でなら、気兼ねなく
音を出すことができます。そうそう、私が山荘を建てて、一番良かった
ところは大好きな音楽を気兼ねなく聴けるということでした。
500枚ほどあるCDと100枚ほどのアナログレコードの保管場所を
どちらにするか頭を悩ませますが、同じCDを自宅用と山荘用と2枚
買うということはありませんが、特にお気に入りはコピーして山荘に
保管してあります。


山荘で聴く音楽は最高です。周りが静かなのと、そこそこの音量で
聴けるので、今まで聞こえなかった楽器の音なども聴き取れるように
なります。最近は携帯用デジタルプレイヤーが全盛で、小さなイヤフォン
で音楽を聴く人が増えていますが、あれではやはり音楽のすべては
聴けないのではないかと思っています。
私も持っていますが、音質は昔と比べると各段に良くなっています。
でも、本当の音楽好きは満足できないと思います。


聴く音楽のジャンルはジャズ5割、クラシック3割、あとの2割が
ロック&ポップスといったところでしょうか。
聴く音楽によってスピーカーも使い分けています。



自作CDジャケッ

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