山荘暮らしと車

山荘暮らしと車



山荘を作った当初は車を持っていませんでした。都会では車は
便利ではあっても、どうしても必要なものではなかったからです。
駐車場を確保するのも大変だし、鉄道、地下鉄、バスと公共交通機関が
よく発達している都会では、車は時にお荷物になることがあります。


山荘ができた頃、中央線の特急あずさに乗って、下車駅からは
タクシーを利用していました。蓼科などと違って駅から近いので
タクシーを使ってもさほど不便さは感じませんでしたが、やはり
買い物をしたり、帰りの電車の時間を気にしたりすることに、
せっかく手に入れた山荘での自由時間を阻害されるように感じてきました。


山荘を建ててから半年後、やはり車を買うことにしました。


免許は若い頃に取得していたので、運転することには抵抗はありません
でした。運転していない時期が長かったので、若干の不安もありましたが、
若い頃2年ほど仕事で車を使っていて、普通の人の3倍近くの距離を
運転していた経験がよかったのか、1回山荘を往復しただけで
すぐに慣れてしまいました。
スズキのエスクードという小さな3ドアの4WDの中古車を購入し、
冬には雪道もスイスイと運転するようになりました。
これで移動にも時間の制約がなくなりました。
車なら終電も気にすることなく、ドアtoドアの移動が可能です。



とにかく田舎では車は生活の足です。路線バスも日に数本しか来ません。
買い物をするにも何をするにも車がないと不便極まりないです。




ここで、ちょっと趣味的な車の話。
中年になって本格的に車を運転するようになった私ですが、
大の車好きになってしまいました(~o~)

最初に買った車はスズキの旧型エスクードのショートボディ。
もちろん中古車です。走行距離は3万キロと少なめでした。
排気量1600cc 直列4気筒エンジン 
100PS/6000rpm 14.0kg/4500rpm
小回りが効いて街乗りにも便利な車でしたが、機械式のパートタイム4WD
で、しかも古いタイプの機械式なので、4駆に入れる場合は外に出て前輪の
車軸のハブというところを手動で回してから、車内の4駆レバーを操作して
4WDに入れます。これがめんどうくさいのと、普通に平地を走っている分
にはさほどパワー不足は感じませんでしたが、
中央高速というのは、長い上り坂がすごく多いのです。

急勾配の長い上り坂は、エンジンをいくら回しても時速100km以上はでませんでした。
90kmで走っている車を追い越そうとすると、110kmくらいのスピードで追い越さないと
安全ですばやい追越しができません。遅い車を追い越そうと思っても
上り坂では無理で、もたもたしていると後ろからあおられたりして、
すごすごと走行車線へ。
2年後の車検の前に売却しました。





今は2台目ですが、2台目を買う時に迷ったのが、Jeepのチェロキーという車。
ボディサイズもあまり大きくなく、相当に販売台数も出た車なので、中古市場
にも多く出回っていて、中古車ならかなりの安値で販売されています。
しかし、故障が多いというのを聞き、
結局2台目もスズキのエスクードにしました。


2代目(2台目)エスクードは排気量2500ccのV6エンジンを
積んだ、当時(平成12年型)のスズキのフラグシップモデルを選びました。
パワー不足に懲りていたので、ある程度力のある車を選んだわけです。
トヨタのハイラックスサーフやホンダのCRVなども視野に入れましたが
前者はボディが街乗りには大きすぎるし、CRVは4駆のメカニズムに
不満がありました。で、またエスクードになってしまったわけですが、
160PS/6500rpm 22.5kg-m/3500rpm と、パワーもそこそこあり、
比較的低い回転数で最大トルクを発揮するエンジンなので、
長い上り坂も余裕で走れるようになりました。なによりも4駆に入れるのに
車から降りる必要もなく、時速100キロ以下なら自由に4駆に切り替えられる
のが便利です。けっこう気に入っていますが、最近、2700ccのエンジンを
搭載した新型エスクードが出て、ちょっとそっちが気になるようになりました。


新型は、ついにフルタイム4駆になり、フルタイム→直結4駆→Hi→Loが
自由に室内のボタンひとつで電子制御できるようになり、4駆のシステムも
他のメーカーと比べて完成された機構といえるかもしれません。
しかもLSD(幻覚剤みたいな略号ですがリミテッド・スリップ・デフといいます)
をセンターデフに付けた新機構です。
これは何か?というと、通常4輪駆動車の場合前輪と後輪を駆動させるために
前輪と後輪をつなぐギヤを装備しています。但し、通常これを直結状態に
してしまうと急なカーブを曲がった時に前輪後輪の回転差からブレーキが
かかったような状態になってしまいます。これをタイトコーナーブレーキング
現象といいますが、今私が乗っている車はもっとも単純なこの方式の4輪駆動
です。これを直結4駆といって、一番駆動力はありますが、フリクションの
ない道すなわち、未舗装路、雪道とか泥や砂の悪路でしか4駆に入れることができません。
すべる道なら回転差が生じてもタイヤのスリップで逃げることができるからです。





しかし、通常の道や雨に日の高速を走る時などにも安定したグリップで
走るためには、やはり、4輪駆動のほうが安全性が高まります。
但し、カーブなどで回転差が生じた場合には回転差を調整してあげる装置を
付けなければなりません。
この役目をしているのが、センターデフという装置なのですが、この装置を
付けると4輪駆動時、カーブでも前輪・後輪の回転差を調整できるように
なります。しかしこの装置をつけると駆動輪のひとつがスリップして空回りすると
もう一方に駆動力が伝わらなくなってしまうのです。
もちろんセンターデフをロックすればよいのですが、そうすると、普通の道は
走れなくなってしまいます。

これを解消するのが、新型エスクードのセンターデフに装着されているLSDです。
これが付いていると仮に前輪が空回りしても、もう一方の車輪が駆動力を
発揮するようになります。この機構のおかげで普通の雪道くらいなら
フルタイム4Hモードままで充分走れると思います。

新型エスクードの2.7Lモデルは、総排気量2700cc
184ps/6,000rpm 25.5kg.m/4500rpmとパワーもトルクも充分あり
おまけにESP(Electoronic Stability Program)という、新開発の
挙動制御システムも搭載しています。これはカーブなどで膨らみすぎた
場合など車がスリップしそうになると、自動的に4輪に独立してブレーキが
かかり、パワーダウンして車の体勢を立て直してくれるというものです。


車評論家の評価も良好で、街乗り、高速走行、悪路走行、どれでも
OKという車のようです。私は別にスズキ自動車の回し者では
ありませんが(~o~)3代目の車をどれにしようかと考えると
やはりこれになりそうです。理由はメカの素晴らしさと、価格の安さです。
他のメーカーの車格的にはワンランク下の車の価格設定です。
スタイリングも2代目よりシャープになりました。

今の車の走行距離が10万キロ近くなったら、購入を考えてみようかなと
思っています。





 トヨタ ハイラックスサーフ








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